土田晴信(org) 関根彰良(Gt) 石川周之介(Sax) 小泉高之(D)
土田晴信(org)
1999年渡米。シカゴのRoosevelt Universityのジャズ科に奨学金を獲得し入学。その後Northern Illinois Universityに編入、ジャズピアニストのWillie Pickensに師事し、主席で卒業。同大学在籍中にジャズビッグバンドでElmhurst Jazz Festivalに出演し、Outstanding Soloist Awardを受賞。その後DePaul Universityの大学院のジャズ作曲科に入学し、主席で卒業。 更に、同大学より全額奨学金(学費免除)を得て、Performance Certificateを取得。
渡米当初はブルースに夢中だったためシカゴでブルースピアニストとして活動を開始する。2000年のChicago Hope FestivalにBilly Branch、Bo Diddleyと出演。2002年のChicago Blues FestivalにRob Stoneと出演。 Waterfront Blues FestivalにPhil Guy、Nick Mossと出演。Baltimore Blues FestivalにNick Mossと出演。その他多数のミュージシャンと様々なフェスティバルに出演。Nick MossのCD “Got a New Plan”に参加、同CDはW.C. Handy Award (The Blues Music Award)にノミネートされる。また、Chicago Blues AngelsのCD “Movin’ Out”、Lynwood SlimのCD “Last Call” にも参加する。テレビ出演は、2000年のFox Chicago Morning NewsにBilly Branch、Bo Diddleyと出演。2002年のSpeakin’ of BluesにLittle Arthur Duncan、2003年にEomot Rusanと出演。
その後、次第にブルースからジャズに惹かれるようになり、ジャズピアニストとしても活動を開始する。更に、以前からオルガンにも惹かれていたため、ジャズオルガニストのTony Monaco、Chris Foremanに師事。ジャズオルガニストとしても活動を開始する。
これまでにBilly Branch, Eddie C Campbell, Bo Diddley, Little Arthur Duncan, Phil Guy, Jeff Hamilton, Harold Jones, Bob Lark, RJ Mischo, Joe Moss, Nick Moss, Pinetop Perkins, Tim Ries, Lynwood Slim, Ira Sullivan, Little Mack Simmons, Junior Watson, Phil Woodsなど数々の著名アーティストと共演(仕事)。
2006年にジャズオルガニストとしてデビューアルバム”Midnight Shuffle”をリリースし、ジャズオルガニストとしての活動に力を入れる。George Freeman Trioのオルガニストとして毎週レギュラーで3年間演奏。自己のジャズオルガントリオで2008年と2009年の2年連続でインディアナ州ゲーリー市のJazz Festivalに出演、2009年には14th Chicago Asian American Jazz Festivalに自己のバンドでヘッドライナーとして出演。シカゴの老舗ジャズクラブAndy'sでレギュラー出演する。2010年に2ndアルバム”Next Time You See Me”をリリースする。
11年間のアメリカシカゴを中心とした活動から日本を中心とした活動に移すため2010年6月に帰国。
中川正浩(Guitar)トリオのオルガニストとして2010年夏及び冬・2013年春の西日本ツアーに参加。2010年・2012年新宿トラッドジャズフェスティバルに2日間出演。2012年・2013年の春の新宿ジャズ祭りに出演。2011年1月に中村誠一(Tenor Sax) トリオのオルガニストとしてNHK横浜の公開生放送に出演、中村誠一&オルガンバンドのオルガニストとして2011年10月に横浜ジャズプロムナード関内大ホールに出演、2012年3月に高砂ジャズフェスティバルに中村誠一カルテットで出演。2011年10月に高嶋宏(Guitar)トリオのオルガニストとして千葉ベイサイトジャズフェスティバルに出演。後藤輝夫(Tenor Sax)率いるバンド“ごめんね”のレギュラーオルガニストとして2011年・2012年10月に阿佐ヶ谷ジャズストリートに出演、また2011年11月には同バンドの山形ツアーに参加。
2013年7月にドイツのベルリンに活動を移す。これまでにTorsten Goods, Tony Lakatos, Nils Landgren, Magnus Lindgren, Bjorn Solli, Peter Weniger, Petter Wettreなどその他ヨーロッパの著名なミュージシャンと共演し、ドイツ、スウェーデン、イタリア、ノルウェー、チェコ、スロバキアなどヨーロッパの国々で演奏。Eddie Lang Jazz Festival (Italy, 2014), Hildener Jazztage (Germany, 2014), International Jazz Festival Praha (Czech, 2013, 2014) など、その他フェスティバルに出演。2015年春にはドイツのレーベルMons RecordsよりCDをリリースする。
2015年12月末に2016年4月より慶応大学で一般教養としてジャズを教えるため・新たな音楽活動を始めるためにドイツから日本へ帰国。
関根彰良(Gt)
1978年5月5日生まれ。千葉県出身。
幼少の頃よりクラシックピアノを始める。
12歳でロックに興味を持ちギターを手にする。
東京大学入学後ジャズに出会い、同大のジャズ研究会に所属しながら
プロとしての演奏活動を開始する。
文学部美学芸術学専攻卒業。
2009年夏、Anat Cohen(cl, sax)の日本ツアーに参加。
クラシックギターを井上學、フラメンコギターを山崎まさし各氏に師事。
2011年、1stアルバム"FUZZ JAZZ"をリリース。発売記念全国ツアーを行う。
2012年スペインに滞在。フラメンコギターをChano Carrasco, Manuel Parrilla,Ramon Amador各氏に師事。
2013年、アコースティック・ソロギター中心の2ndアルバム
「SOLITARY PHASE」をリリース。
2015年、3rd アルバム「WET & DRY」をリリース。
石川周之介(Sax)
サックス/フルート/ボサノバギター奏者。明治大学ビッグサウンズソサエティー出身。2000年よりアメリカニューオリンズ大学にて留学後、拠点をオランダに移しロッテルダム音楽院(Codarts)で5年間学び、演奏活動を行う。世界最大規模のノースシージャズフェスティバル出演やオランダ王室演奏会での演奏など幅広く活動。卒業し欧州教員免許を取得。現在、オランダ発のジャズ「Uit Nederland(アウトネーデルランド)」をはじめ都内を中心に活動中。中塚武、青木カレンはじめ様々なアーティストのサポートも行っている。
2012年はiTunesでオリジナル曲を2度に渡り配信し、どちらもジャズチャート1位を獲得。12月に自身初となるアルバム「shumusic atonal」をリリース。2013年8月Quincy Jones氏の37年振りの来日コンサートにてビッグバンドメンバーとして共演を果たす。
今年もiTunesでの配信、そしてニューアルバムをリリース予定している。2014年より音楽誌での連載を担当するなど活動は多岐に渡る。
小泉高之(D)
大学卒業後にこの世界に入る。1978年に渡米。数々のレジェンド達の演奏を目の当たりにし感銘を受ける。帰国後ドナルドベイリーに師事(オルガンのJimmy Smithと共演はあまりにも有名)。
寺下誠トリオに入り寺下氏のレコード「イーハトーブ」にパーカッションとして参加。
以後菅野邦彦グループ、鈴木勲ファミリー(CD「Blow up 2」に参加)、中村照夫ライジングサンバンド、山本剛トリオ、杉本喜代志セッション、青木弘武トリオ(CD「ウェディング」に参加)、関根敏行ニッポンソウルジャズバンド(CD2枚に参加)で活動。
現在は後藤輝夫率いる"ごめんね"(バンド名)CD「TOKYO NIGHT BEAT」に参加。河原厚子グループ、関根敏行トリオ、中村誠一グループ、吉岡秀晃トリオなどで活躍中。常に良いグルーブを追求するドラマーである。